楽しく歩いて 心も体も元気に
志木は荒川、新河岸川、柳瀬川と三つの川がある町。特に新河岸川は江戸時代の舟運で引又宿に繁栄をもたらしました。昭和40年まで本町通りを流れていた野火止用水は、いろは樋を通って宗岡に水を運びました。歴史の香り高い志木ですが、今では新たに整備されたいろは親水公園をはじめ様々な表情を持つ、自然あふれる街となりました。歩いて健康づくりしながら四季折々の風を感じたり、自然や歴史をあじわう楽しさを体感しませんか。
コースの紹介
①いろは親水公園コース 2,735m
~五感で楽しむ水辺の風景~
旧村山快哉堂の前がスタートです。志木を代表する「いろは橋」の名前の由来は江戸時代に架けられていた「いろは樋」からきています。いろは樋は、野火止用水の水を宗岡に運ぶために48個の樋をつないでいたことから、いろは48文字と同じ数で「いろは樋」と名付けられました。今でもこの辺りは「いろは親水公園」として市民に親しまれています。 新河岸川と柳瀬川の合流地点では、ゆったりとした流れが様々な表情を見せてくれます。水辺の風景、風や光、川の水音、鳥や虫の声‥‥。五感で楽しめるスポットがたくさんあります。
【スタート・ゴール】 旧村山快哉堂前
国際興業バス:バス停「志木市役所」徒歩1分/
東武バス:バス停「志木市役所前」徒歩2分
旧村山快哉堂
【コース上の見どころ】
いろは橋
いろは橋のレリーフ(いろは樋)
いろは橋を望む合流地点
ウォーターパーク
富士下橋
夜間照明の富士下橋 (欄干にLEDが埋め込んであり毎日点灯)
宮戸橋
あじさいロード
⑨桜堤コース 1,000m
~川風に季節を感じ、楽しく歩く1キロメートル~
スタートは富士下橋近くの四阿(あずまや)手前のベンチ付近。桜色のスタート路面サインが目印です。親水公園には、江戸時代・昭和時代・平成時代の三代の堤防がありますが、スタート地点は平成の堤防にあり、少し下がった桜堤のあるところが昭和の堤防です。このコースでは平成の堤防と昭和の堤防の両方を歩きます。満開の見事な桜、初夏の桑の実、芦原に営巣するオオヨシキリの鳴き声、真夏の蝉時雨など、目にも耳にも楽しいウォーキングコースです。100メートル単位で路面サインが設置されているので、タイムや歩数を計測するのに便利です。ゴールではカッパの石像『遠い記憶・波動』がお出迎えしています。
【スタート】
四阿(あずまや)手前のベンチ
スタート路面サイン
【ゴール】 カッパの石像、『遠い記憶・波動』
ゴール路面サイン
②いろは橋・袋橋コース 1,950m
~新河岸川沿いの景色を堪能~
いろは橋交番横の横の『いろは樋の跡』をスタートして、新河岸川を上流へと辿ると、はじめての橋が袋橋です。親柱には馬上で弓を持つ武士が描かれたレリーフがあり、何やら歴史を感じさせてくれます。橋の近くには上の氷川神社があり、こちらも1078年(平安時代)の創建でこの辺りが古くから開かれていた土地であることがわかります。宗岡第四小学校・県立志木高校・宗岡中学校と学校が並ぶ川沿いの道は、のどかで自然そのもの。秋にはコスモスの花が咲き乱れるコスモス街道となり、道行くランナーやウォーカーを優しく迎えてくれます。道の脇で遊んでいるカッパの石像を探してみてはいかがでしょう。
【スタート・ゴール】 『いろは樋の跡』 いろは橋交番すぐ隣
『いろは樋の跡』 (いろは橋交番すぐ隣)
いろは橋交番
スタート・ゴールの路面サイン
【コース上の見どころ】
袋橋 ❣袋橋からも富士山がみえます
袋橋の親柱レリーフ
コスモス街道
③宗岡コース 4,075m
~大きな自然と四季を味わう~
志木市は、新河岸川を境に荒川低地と武蔵野台地に分けられますが、宗岡は荒川の沖積地で荒川低地にあたる場所にあります。広々とした平らな土地で昔は農業が盛んでしたが今では住宅が増えて田畑は少なくなりました。中宗岡2丁目の信号を渡って、荒川土手に上がるオプションコースでは、晴れていれば南西の方角に富士山が、南東の方角には遠くスカイツリーが見えることが知られています。約4キロメートルのウォーキングコースです。
【スタート・ゴール】 『いろは樋の跡』 いろは橋交番すぐ隣
『いろは樋の跡』 (いろは橋交番すぐ隣)
いろは橋交番
スタート・ゴールの路面サイン
【コース上および近くの見どころ】
一里塚の庚申塔
一里塚
産財氷川神社(中の氷川神社)
荒川土手からの眺め
遠くに見える富士山(冬)
菖蒲沼の三面六臂の馬頭観音
【荒川土手オプションコースの歩き方】
①あきはね通りに左折の路面サインを見たら手前に見えている信号、[中宗岡2丁目]の信号を渡る。
中宗岡2丁目信号
②信号を渡って、左折して10メートルほど歩くとすぐに右折し、道なりに歩くと産財氷川神社の鳥居が見えてくるので、さらに進むとT字路にぶつかる。ここを右折する。
産財氷川神社
③産財氷川神社の先のT字路を右折
④道なりに土手を登る。
⑤土手に上がったら左折。
⑥しばらく土手を歩く
右手に見える荒川河川敷の田んぼ
⑦秋ヶ瀬スポーツセンターで土手の下に降りる
秋ヶ瀬スポーツセンター入り口
⑧秋ヶ瀬スポーツセンターの前の道を直進すると信号にでるので、信号を渡る。
(この信号を背にして歩くことで本来の宗岡コースにもどります。)
⑨お疲れ様でした。荒川土手オプションコースの案内を終了します。
④西原コース 2,085m
~自然とのふれあい鎌倉街道~
スタート・ゴール共に健康増進センターの入り口近くにあります。健康増進センターから柳瀬川に向かう勾配のある道をくだり、志木ニュータウンの文教エリアをぐるりと回って戻ってきます。途中、斜面林に作られた自然豊かな『西原ふれあい第3公園』を通りますが、春の桜、初夏の新緑、秋の紅葉・・・と、1年を通じて木々や草花の四季が様々に楽しめる魅力あふれるコースです。この辺りには旧鎌倉街道が通っていて新座市の普光明寺のほうに通じていました。区画整理などで道そのものは残っていませんが、歴史のロマンを感じますね。公園をぬけると、大塚の信号の角には珍しい『なんじゃもんじゃの木』があったり、別の角には『大塚延命地蔵尊』というお地蔵さまがたたずんでいて道行く人を和ませてくれます。
【スタート・ゴール】 健康増進センター 入口近く
健康増進センター
スタート・ゴール路面サイン
スタート後すぐの路面サイン
ここを左折してください。
【コース上および近くの見どころ】
大六天神社
鎌倉街道跡
なんじゃもんじゃの木
大塚延命地蔵
⑤幸町・館コース 4,225m ~なんじゃもんじゃの木にであう~
スタート・ゴール共に健康増進センターの入り口から少し入ったところにあります。西原コースと同じ場所にスタート・ゴールがあり、前半は西原コースの外側を大きく回り、更に志木ニュータウンの外側を回って後半は西原コースと合流する、たっぷり4キロ越えの歩き甲斐のあるコースになっています。下り坂と上り坂の坂道ウォークが楽しめます。西原ふれあい第3公園で、木々の間を渡る風や木洩れ日のシャワーを浴びて、リフレッシュアワーを体験しましょう。公園をぬけると、大塚の交差点の角にある『なんじゃもんじゃの木』にであいます。 毎年、4月の下旬から白い花を雪のように咲かせるので一度は見てみたいですね。
【スタート・ゴール】 健康増進センター 入口近く
健康増進センター
スタート・ゴール路面サイン
スタート後すぐの路面サイン
ここを右折してください。
【西原ふれあい第3公園の歩き方】
【コース上および近くの見どころ】
西原ふれあい第3公園
鎌倉街道の跡
大塚延命地蔵尊
なんじゃもんじゃの木 (ヒトツバタゴ)
⑥三日月湖コース 3,115m ~ゆったりと江戸時代の堤防を歩く~
志木駅東口行き国際興業バス「いろは橋バス停」から20メートルほど入ったところに、スタート・ゴール地点があります。この道筋は江戸時代の堤防がそのまま道として残されているものです。いろは親水公園の新河岸川左岸には 三代(江戸・昭和・平成)の堤防がありますが、このコースでは一番古い江戸時代の堤防の跡を歩きます。蛇行していたころの新河岸川に想いをはせて歩いてみましょう。今は田んぼになっている三日月湖跡のきわを通ります。いつまでも残したい田園の景色です。秋には、曼珠沙華(彼岸花)が咲いてこの道沿いを彩ります。
【スタート・ゴール】
「いろは橋バス停」から20メートル地点
いろは橋バス停
スタート・ゴール地点
スタート・ゴール路面サイン
【コース上および近くの見どころ】
田植え前の三日月湖田んぼ
三日月湖ゾーンの水田
現在の江戸時代の堤防の道
ここで左折する(江戸時代の堤防とお別れ)
左折したらこの道を真っ直ぐ進む
この辺りに近々、254バイパスが通る予定
宗岡公民館
郷土資料館
⓻せせらぎの小径コース 1,300m ~水音に季節を感じて健康増進~
このコースはどちらのはじからでもスタートできる直線コースです。南側のはじにあるのが『北行ききスタート・南行きゴール』で、北側のはじにあるのが『南行きスタート・北行きゴール』です。せせらぎの小径は都市下水路を暗渠化し、上部を遊歩道として整備したもので、遊歩道に沿って樹木や草花が植えられ、小川に見立てた水路に水が流れて散歩しながら水と緑に親しめる空間です。春は蠟梅、こぶし、桜。梅雨時は紫陽花など季節の花が彩を添えています。時として、コサギやゴイサギが魚を求めて訪れます。カッパたちの石像にも会える、歩いて楽しい散歩道。片道、1.3キロメートル、往復2.6キロメートルです。
【スタート・ゴール】
『北行ききスタート・南行きゴール』
路面サイン
【コース上および近くの見どころ】
モニュメント
木の階段
虚空蔵菩薩
桜並木
水の湧く?水瓶
せせらぎの小径
埼玉景観賞
水が出ています
カッパの石像『待太郎』
東屋
カッパの石像『足跡』
カッパの石像『遊花子』
水飲み場
南行きスタート・北行きゴール
⑧本町・柳瀬川周回コース <4,700m>
~街をぬけかっぱ伝説.発祥の柳瀬川土手へ~
スタートは、志木駅東口交差点のマクドナルドのあるビルの角、ペデストリアンデッキに上がるエレベーターの近くにあります。マルイファミリー四季を背にして、バス通り(本町通り)を市役所に向かって真っ直ぐに歩きます。かつては志木街道と言われていましたが、街道沿いの本町には江戸時代から昭和まで引又宿という宿場町があり大変賑わっていました。早くから陸上交通(奥州街道)と水上交通(新河岸川舟運)の要衝として商業の中心地であったのです。今でもその面影がわずかに残っているところがあります。探してみてください。
栄橋で左折したら、柳瀬川に沿って歩きます。川に訪れる水鳥をながめたり、土手沿いの桜並木の木陰を歩く楽しさは格別です。途中、川岸の水のなかにカッパの石像『流ちゃん』が浮き輪を付けて遊んでいるので見つけてくださいね。
富士見橋で左折してユリノキ通りをテクテク歩き、本町5丁目交差点を右折したらゴールは間近。志木駅東口交差点の昔話のあるビルの角にゴールがあります。マルイファミリー志木や志木駅方面に向かうペデストリアンデッキのエレベーターの近くです。
【スタート】 志木駅東口交差点の角
志木駅東口交差点
スタート路面サイン
上の水車
西川地蔵(いぼとり地蔵)
カッパの石像『カッピー』
朝日屋原薬局
市場通り・市場跡
西川潜り門
栄橋(ここで左折)
柳瀬川土手
カッパの石像『流ちゃん』
ユリノキ通り
少し離れていますが
カッパの石像『さくら子』 長勝院跡
チョウショウインハタザクラ
【ゴール】 志木駅東口交差点の角(スタートとは反対側)駅方面に行く階段が見えます
お疲れ様でした!